2023.3.11

皆さん、こんにちは。

心理カウンセラー 岡部千鶴です。

一人一人の心の中には

4つのコップがあります。

色は、青 緑 黄 桃 の4色。

どのコップにも水が入っています。

水の量は、増えたり減ったり・・・。

一日のうちでも、量が変わります。

今日は、黄色いコップのお話です。

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黄色のコップは「よき存在感」のコップ。

思春期は、このコップの意味を知りたくなる時期なんだよ。

― 自分って何者?

― 自分は、どうあるのがいいの?

さまよいながら「本当の自分」を見つけていく時期。

それが 思春期。

このコップが満タンだと

・自分を大切に思える

・自分には価値があると感じられる

・周りを大切にできる

・貢献する

こんな心の状態です。

コップの水が減っていたら、

どんなことをしてでも「自分の存在価値」を示したくなる。

・自分を大切に思えない

・自分、周りの人を傷つけたい

・嫌われていると思う

・うそをつく

・言いつけ魔

・悪口を言う

・「ありがとう」と言ってもらうために行動する・・・

さあ、どうだろう?


前回もお伝えしたけれど

「コップの水が減っている=悪いこと」

ではありません!!!

誰のコップの水も

増えたり減ったりをくり返しているから。

減っていたら、ひとりでに満たそうとするよ。

「よりよい」満たし方ができるようになると

心の状態が落ち着くかも知れないね。

よき存在感の水をためる方法をお伝えしますね!!

【私からの提案】

・「短所」はすべて「長所」に書き換えられる!

「せっかち」な私は「行動派」の私へ。その「長所」を周りに生かす場面が、きっとあるよ。

・見返りを求めて親切にすると、苦しくなりがち・・・

「やりたいからやる」それで、いいんじゃない?

アドラーも言っているよ。

『「自分は役立っている」と実感するのに、

相手から感謝されることや、ほめられることは不要である。

貢献感は、「自己満足」でいいのだ。』

・最後に、あなたは、そこに「存在」するだけで価値があるんだよ。

点数や、できるできないで、価値づけられるかのような世界。

いいえ、それは、あなたの「ほんの一部」でしかないこと、知っておいてほしいな。

ほっとスペース ふらっと♭

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